
高円寺で運営する書店、ヤンヤン発のイベント企画。人々の記憶や記録からわたしたちが何を見出し、作品を制作する可能性があるのか、映画上映・ライブパフォーマンス・トークによって考える150分としました。そこにいる/かつていた人々の経験と記憶をリンクさせながら物語を展開し、場所やできごとに紐づく人々の営みをどのように歴史化できるか、という可能性を四次元的に拡張する試みを続ける清原惟さん。また、各地のさまざまな場面で撮影されたホームビデオに、自らの語りを重ね音楽と交わることで、世界各地にある、まだ見ぬ親密な人間関係やコミュニケーションへの想像力を掻き立てる湖底のパフォーマンス。そして、さまざまな人々が持つ小さな記憶や記録へ、映画を通して光を当て続ける活動をされている井戸沼紀美さんの言葉も合わせていただきながら、観客のみなさんと共に思考をしました。




